射線部

あいさつ

放射線部をご紹介いたします。 放射線部は医師3名、技師16名にてアルメイダ病院の入院・外来患者さまと大分市医師会に所属する病医院やその他の施設から依頼された患者さまの放射線検査、画像診断と治療をさせて頂いております。
また、当院は第3次救急病院です。
放射線部は日勤と当直の勤務体制で24時間の救急対応を行なっており、全員が優しく迅速、正確、安全、安心な放射線医療の提供に努めています。

射線部構成図

放射線部
治療部 診断部
放射線治療計画 放射線治療 ストロンチウム治療 CT MRI 一般撮影 心臓カテーテル 血管造影DSA マンモグラフィー シンチカメラSPECT 骨塩定量 ポータブル 一般透視

CT紹介(320列 エリアディテクタ)

当院CT装置は256列(Revolution CT)320列(Canon Aquilion ONE ViSION)が1台ずつ計2台が現在稼働しています。
平成25年11月に新規導入いたしましたCT装置の特徴は320列の広い面検出器を搭載し、16cm幅を最速1回転0.275秒で撮影でき動きのある心臓CT検査、特に不整脈がある方でもその威力を発揮します。
そして動きの抑制が困難な乳児や救急搬送された緊急CT検査でも従来機種よりも迅速に低線量で撮影できます。
開口径78cmのワイドボアにより従来CTより圧迫感が少なく検査を受けることができ、 Canon独自の逐次近似応用技術「AIDR 3D」を標準搭載して画質の向上を図っています。

画論27th
テクニカル賞を受賞

MR装置(Architect 3T、Explorer 1.5T)

MR装置とは、磁場と電波の力を利用し体内の情報を画像化する装置です。
X線を利用しないため、被ばくすることなく撮影でき、頭部の血管や急性期の脳梗塞の描出、腹部や乳房の病変、整形領域での疾患の描出などが可能です。
従来に比べてVolume Scanを得意とし、頭部や腹部、乳房、整形領域において非常に薄いスライスでの撮影が可能です。
そのため、より小さな病変の描出能に優れています。

般撮影

一般撮影検査とは?

一般撮影検査とは、レントゲン(X線)写真を撮影する検査のことです。
物質にはX線を通すものや吸収して通さないものまたは通しにくいものがあります。
このX線の吸収の程度の差を利用し、画像化したものがレントゲン写真です。
臓器や構造物の位置、大きさ、形などの変化を確認するために多く用いられ、非常に重要な検査法です。
主に、胸部・腹部・骨、関節等の撮影に用いられます。
胸部では肺・心臓・大動脈の観察、腹部では腹部のガス像・石灰化・臓器の形態の観察、骨や関節では形状・骨折の有無・筋肉や軟部組織の観察や計測等を行います。

カテ装置 (島津製作所 Trinias B8)

新心カテ装置の紹介

心血管撮影システム

最新の血管撮影バイプレーンシステム(島津製作所製 Trinias B8)を2015年1月に導入しました。 心血管の診断及びカテーテル治療に最適なシステムです。

  1. 次世代画像処理エンジン(SCORE PRO)
    被ばく低減をコンセプトに撮影に匹敵する透視画像を提供できます。
    複数の高度な画像処理をリアルタイムに行うことで透視下におけるインターベンションデバイスの視認性を飛躍的に向上させました。
  2. ステント強調画像(SCORE Stent View)
    カテーテル治療を支援するために開発された最新の画像処理技術を駆使したソフトウエアです。
    拍動で動くステントを後処理ではなくリアルタイムで固定して表示し、ステントをオーバーラップさせる際や、ステント内でバルーンによる再拡張を行う際の位置関係の把握に威力を発揮します。
  3. 下肢領域に威力を発揮するアプリケーション(SCORE RSM)
    全下肢の追跡造影やCアームの歳差・振子動と組合せた3次元的な造影、息止めの困難な披検者の検査にも有用なアプリケーションです。

管造影装置(DSA)( Ge社 lnnova 3100)

主に放射線科の医師による、体内の様々な血管を中心とした検査と治療を行なっています。
その他にも、専門技術を持った脳外科、循環器内科、血管外科の医師にも利用されております。
この装置は優れた空間分解能とワイドなダイナミックレンジを持った平面検出器(FPD)を搭載し 体の厚い部分から薄い部分まで、同時に表現することができます。
本機器の主な特徴は、カメラを回転させる事により、立体的な画像やCTのような、断面の画像を得る 事が出来ることです。

ンモグラフィ検査

マンモグラフィ検査とは

マンモグラフィは乳房のレントゲン検査です。
乳房を専用装置で圧迫し撮影を行なっていきます。
乳房にX線を照射し、透過したX線の吸収差を画像にしています。
乳房は柔らかい組織でX線吸収差が少ないため、よいX線写真を撮れるように専用の装置で撮影します。
視触診や超音波では見つけにくい早期乳癌の発見に有効で、触診の難しい小さな乳癌を見つけることができます。

マンモグラフィ装置:LOLAD社 Selenia

当院では直接変換方式のフラットパネル・散乱線除去効率の高いLorad収束型グリッド(HCTグリッド)を搭載したデジタルマンモグラフィ装置を導入しており、低被ばくで微細部分の微妙なX線吸収差を忠実に描出するため解像度の高い画像を提供しています。
圧迫板が乳房の厚みに沿って圧迫してゆく為、患者様に対する乳房圧迫の痛みが軽減し、従来より密着した圧迫が可能です。
それらにより、乳房圧が薄くなり、被ばくの低減や、より微細な病変の発見が可能となりました。

検査出来ない方

検査について

当院ではマンモグラフィ認定技師 1名を含む、女性スタッフ 3名で検査を行なっております。
安心して検査をお受け下さい。

ンチレーションカメラについて

核医学検査装置では、体内に投与された微量な放射線を、検出器で計測し、電気信号に変換する事で体内の 薬剤分布を画像化及び数値化し診断情報を得る事が出来ます。

また 患者さんの症状により、使用する薬剤や撮影方法を使い分け、最適な内容に使い分けします。

核医学の特徴は、通常のX線検査のように、体の外から放射線をかけて得られる透過像と異なり体内から放出される放射線を計測して、画像を作成する事です。

当院の機器は2012年に更新され、現在はPHILIPS製 BrightViewが稼動中です。
当機器は、高鮮鋭度な画像を、提供する事が出来ます。

撮影装置について

当院では、日立メディコ製【DHF-155H2(CR)】【RadnextA V・H(FPD)】の2台の装置を使用し、一般撮影検査を行っております。
FPD(フラットパネルディテクタ)によるデジタルシステムの導入での、さらなる被ばくの低減と待ち時間の短縮を可能にしたことで円滑な検査を行えるようになりました。

検査時に注意事項

検査にて診断の支障となるもの(アクセサリー類や湿布、エレキバン、カイロ、下着の金具、ファスナー、ボタン、厚手の衣類やプリントの付いた衣服等)がある場合は、必要に応じて脱いでもらったり、検査着に着替えてもらうことがあります。 ご了承ください。
または妊娠している場合やその可能性がある場合は、検査前にお気軽に担当スタッフに申し出てください。

大分市大宇宮崎1509-2tel:097-569-3121(代) fax:097-568-0743

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