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医学生・臨床研修医向け

内分泌内科

ごあいさつ

1)糖尿病、肥満症、脂質代謝異常、メタボリック症候群、高尿酸血症などの代謝疾患  
糖尿病は患者数も多く、網膜症による視力低下や血液透析症例の増加など、治療がうまくいかなければ重篤な合併症を起こす深刻な疾患です。しかしその治療はなかなか難しいものです。
糖尿病に代表される代謝疾患の多くは、“患者さん自身“が主治医です。我々医師がいくらよい薬を処方しても、”患者さん自身“が前向きに治療に取り組んでいかなければ治療はうまくいきません。そしてこの、”患者さんをその気にさせる”こと(行動変容を得ること)は、教科書通りにはいかないことが専らです。医療者がどんなに病気の事を説明してもそれだけでは患者さんの行動変容はなかなか得られません。
でも、ある時、患者さんの“行動変容を実感できる瞬間”があります。多少でもそれが実感できれば、そこから新たな治療ステージが始まります。様々な薬物療法ももちろん重要ですが、治療の基本は患者さんの行動変容です。短い研修ではなかなか実感できないかもしれませんが、 “生活習慣病の実際”を少しでも肌で感じてもらえれば皆さんの将来に役立つと思います。

2)ホルモン分泌臓器に異常を認める内分泌疾患  
基本的に内分泌疾患はホルモンの“分泌過剰か分泌不全のどちらか“です(レセプターの異常も稀にありますが…)。殆どのホルモンは日常臨床で測定可能ですし、其々のホルモンの上流(刺激ホルモン)と下流(標的臓器)もはっきりしていますから、教科書的にはとてもシンプルな疾患といえます。しかし実際の臨床はそう簡単ではありません。様々なファクターが入交った結果得られたホルモン値は、教科書通りのクリアカットなものではなく、ファジーな結果が出て判断に迷う事の方が多いのです。そのデータを読み解くには教科書の知識+経験が必要となります(今でも迷うこと多いです)。こちらも短期間で全ては難しいかもしれませんが、第一線現場での内分泌臨床を体験してもらえればと思います。

診療スタッフ

部長 葛城 功(かつらぎ いさお)
主な資格 日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医
医学博士
Total Nutrition Therapy認定医
大分県医師臨床研修指導医
大分県小児糖尿病サマーキャンプ実行責任者
専門分野 糖尿病
糖尿病性腎症
趣味 読書(推理小説)、競馬、麻雀
役職 名前 主な資格 専門分野 趣味
医員 岡本 将英(おかもと まさひで)      
医員 豊岡 郁子(とよおか いくこ)     読書

診療実績

■平成25年1月1日〜平成25年12月31日

【入院患者数】
糖尿病血糖コントロール・糖尿病合併症精査加療目的
1型糖尿病 15名、2型 137名(うち高血糖昏睡 10名)
低血糖 9名、肥満症 12名
副腎・下垂体疾患 2名、甲状腺疾患 6名
電解質異常 8名、その他 15名

【他科入院中 当科管理患者数 】
血糖コントロール 251名
(うちステロイド糖尿病 16名、妊婦高血糖 9名、低血糖 4名)
甲状腺疾患 20名、副腎・下垂体疾患 7名
電解質異常 7名、その他 5名
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