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産科・婦人科

ごあいさつ

当院は平成20年3月の新病院移転に伴い地域周産期母子医療センターの認定を受け、様々な合併症を有する妊婦さんを安全に管理できるような体制になっています。正常産を含むすべての分娩に、産科医はもちろんのこと新生児科医も立ち会いを行っており、産まれた赤ちゃんの管理も万全です。
また当院救命センターとの連携は強固で、妊婦さんが万が一不測の事態に陥った時も充分な集中治療が可能です。大分県に実家や親戚のある方で里帰りを希望される方も大歓迎です。
平成21年1月より開始した腹腔鏡下手術は非常に好評で多くの患者さんから喜びのお声を頂いています。

診療スタッフ

統括産科婦人科部長兼
産科部長・地域周産期母子
医療副センター長
松山 聖
(まつやま さとし)
主な資格 日本産婦人科学会産婦人科専門医
母体保護法指定医師
専門分野  
趣味  
婦人科部長 岩里 桂太郎(いわさと けいたろう)
主な資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
麻酔科標榜医
日本麻酔科学会認定医
専門分野 婦人科全般、一般麻酔
趣味  
役職 名前 主な資格 専門分野 趣味
医員 荒金 杏
(あらかね あんず)
日本産婦人科学会産婦人科専門医
日本周産期・新生児医学会専門医(母体・胎児)
   
医員 穴井 麻友美
(あない まゆみ)
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本母体救命システム普及協議会ベーシックコースインストラクター
   

診療内容および特徴

≪助産師外来、母乳外来≫
当センターでは通常の妊婦健診を病棟助産師主体で実施しており、定められた健診以外に胎児エコーも助産師が行います。妊娠に関わる悩みや不安をじっくりと時間をかけて助産師と共に解決していけるようにしています。
このような健診を進めることにより病棟助産師と妊婦さんとの信頼関係が分娩までに確立され分娩時の不安が軽減、お産に対するイメージをより良いものに変えられるものと考えています。そのため当センターでの妊婦健診は多少の時間がかかることをご容赦下さい。
また母乳外来も開設しています。当センターに通院している妊婦さん、当センターで分娩したお母さん、当センターNICUに赤ちゃんが搬送されたお母さんに対して、乳房管理のみならず、育児相談、その他妊娠・分娩に関わる様々な相談を受けつける外来です。これは完全予約制で平日の午後行っています。
すべて助産師が対応しますが、お母さん、赤ちゃんに診療の必要があると判断された場合は直ちに医師が診察します。

主な医療設備・検査機器等

≪病棟内帝王切開≫ 
平成20年11月より病棟内で帝王切開を実施しています。一定規模以上の病院では、手術室は中央化され専門のスタッフが手術に関わります。しかし緊急手術となることの多い産科では分娩室の隣で帝王切開をすることはお母さんや赤ちゃんのために多くのメリットがあります。 多くの周産期センターでは病棟内手術を理想としていながら実現していないことが多いようです。アルメイダ病院地域周産期母子医療センターでは新病院設計当初から分娩室に隣接して手術室を設置し、これまでスタッフの訓練を行い、平成20年11月から稼働できるようになりました。
病棟内手術では産科病棟で勤務しているスタッフから手術チームが作られていますので当センターの場合、妊婦健診時から面識のある人々に囲まれて手術を受けることになりお母さんにとっては非常に落ち着いた気持ちで手術に臨むことができます。実際に病棟で帝王切開をうけた妊婦さんから「手術室の中にいつもの看護師さんがいてとても気持ちが落ち着きました。」との感想も頂いています。
また、NICUも隣接されていますので、産まれた赤ちゃんの調子が悪い時も直ちに可能です。

≪腹腔鏡下手術について≫
腹腔鏡手術の特徴
腹腔鏡手術とは、おへそのすぐ下あるいは上に約5mmの小さな皮膚切開をして、内視鏡カメラ(腹腔鏡)をお腹の中に入れ、テレビモニターで観察しながら手術を行う方法です。視野を確保するために炭酸ガスでお腹を膨らませます。そのために全身麻酔が必要となります。手術用器具を入れるために下腹部の数箇所(通常2〜3箇所)に5〜20mmの皮膚切開を加えます。
開腹手術と比べて創が小さいという美容上の利点以外に、体への負担が少なく、術後の痛みも比較的少なく、術後の食事開始や退院時期も早く、患者さんの社会復帰も早いというような利点があります。また、術後の癒着も少ないため不妊の原因にもなりにくく、今後妊娠を希望する人の場合は特にメリットが大きいと思います。
以上のように多くの利点がある反面、腹腔鏡手術では、視野が狭いので出血点が分かりにくく、止血操作がうまくいかない場合もあります。癒着が高度の場合には剥離にも限界があるため、途中で急に開腹手術に移行せざるを得ない場合もあります。したがって、必ずしも誰にでも腹腔鏡手術が適応されるわけではありません。

当科で実施している腹腔鏡手術
現在のところ、当科では主に以下の腹腔鏡手術を実施しています。
* 腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術「良性卵巣嚢腫」
* 腹腔鏡下子宮付属器摘出術「良性卵巣腫瘍、卵管留水腫(留膿腫)」
* 腹腔鏡による子宮外妊娠の診断と治療
* 腹腔鏡による卵巣出血の診断と治療
* 腹腔鏡による子宮筋腫核出術「子宮筋腫」(挙児希望のある方)
* 腹腔鏡下子宮亜全摘術「子宮筋腫」(挙児希望のない方)
* 腹腔鏡下子宮全摘術「子宮筋腫」(挙児希望のない方)
* 妊娠中の腹腔鏡手術「主に良性卵巣嚢腫」
* 子宮初期悪性腫瘍手術「子宮頚部高度異形成および上皮内がん」
* 子宮脱の手術

腹腔鏡下子宮亜全摘術とは
当科では2011年よりこの手術法で子宮筋腫の手術を行っています。これは腹腔鏡を用いてお腹を開けずに子宮体部(筋腫のある部分)を取り、子宮頚部(子宮の出口)を残す手術法です。子宮頚部を残すメリットはすべてを取ることと比較すると手術操作が少ないため合併症の発生率が低い、手術侵襲が少ないため入院期間や社会復帰までの期間が短い、子宮喪失感がない等が挙げられます。具体的には、お腹を開けて子宮を取った場合、退院は術後8日目、社会復帰まで退院後28日以上かかりますが、この手術法では退院は術後3日目、社会復帰まで退院後10日位です。気の早い方は退院翌日から仕事をされている人もいます。デメリットとしては子宮頚部に病変がある時は当然ですがこの手術では不充分であることです。子宮体部を取るので妊娠はしません。卵巣は基本的に残すので女性ホルモンの問題は年齢通りです。子宮頚部は残るのでミニ生理があるかもしれませんが生理痛はなくなります。
腹腔鏡を用いて子宮の手術をする際にはモルセレーターという子宮や筋腫をお腹の中で削って小さな穴から取り出す機械を使用します。2014年にこの機械が危険であるというニュースが世界的規模で流れました。もしも、子宮や筋腫に悪性のものが含まれていた場合にお腹の中に削った破片をまき散らすのではないかという危険です。そのため当科では手術前に子宮や筋腫に悪性のものが含まれていないかの検査を徹底的に行い、更に手術時は取れた子宮や筋腫をお腹の中で袋に入れてその袋の中で削ることにしました。こうすることにより万が一悪性のものが含まれていても破片がお腹の中に飛び散ることはありませんので心配は要りません。 悪性のものが疑われる場合や非常に大きな筋腫の場合、お腹の癒着が高度な場合は腹腔鏡での手術はできませんので、近くの産婦人科の先生と充分に相談した上で紹介状をもらって受診して下さい。

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